概要
TypeScript利用時に毎回ファイル単位でimport
するのは面倒ですね。
そういう場合、index.ts
に対象ディレクトリのファイルをまとめて export
しておくと便利です。
また、index.ts
の場合、./ディレクトリ/index
ではなく ./ディレクトリ
と記載することで利用できます。
サンプルソース
dir/index.ts
export * from './hoge'; // export class Hoge export * from './hige'; // export class Hige export * from './hage'; // export class Hage
呼び出し側
import { Hoge, Hige, Hage } from './dir';
おわりに
- ディレクトリ単位でまとめられるので、import文が整理されて便利になります。各種ライブラリでも導入されている内容です。
- publicにしたいものをまとめておくと便利です。
- 開発規模が大きくなったり、ライブラリ管理したい場合に使えます。
- index.ts が長くなる場合、TSLintを使用していると警告が出ます。基本的には定義ファイルと同じイメージなので
/* tslint:disable */
を先頭行にしてTSLintを除外して使用しています。