【Hyper-V】外付けSSDに仮想環境を移動してみた
目次
概要
私の自宅の開発環境はHyper-Vを使用して仮想環境に構築しています。
仮想環境は現在HDD上に構築しているので、仮想環境の起動時間はすごくかかっています。
これを解消するためにHDDからSSDに環境を移動しようと考えました。
現在内蔵のSSDは容量的にきびしく、内臓SSDの増設や入れ替えは面倒なので今回は外付けSSDに環境を移動してみます。
環境
ホストOS
- OS: Windows 10 Pro
- 仮想環境:Hyper-V
- Cドライブ:NVMe SSD。OS用
- Dドライブ:SSD。ソフトウェア・ゲーム用
- Eドライブ:HDD。データ用
- Rドライブ:RAMディスク。ブラウザキャッシュ用
ゲストOS
- OS: Windows 10 Pro
パフォーマンス測定ソフト
なんとなく定番どころを使用してみました。
使用した外付けSSD
SanDisk 外付SSD 500GB エクストリーム ポータブル 読出し速度 最大550MB/秒 USB3.1 Gen2対応 データ復旧ソフト付(1年間利用特典) SDSSDE60-500G-J25
- 出版社/メーカー: サンディスク
- 発売日: 2018/05/25
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
値段と容量が手ごろのものを購入しました。
スマホと同じ程度のサイズです。
USB3.1 Gen2に対応しています。
ファイルシステムはexFATからNTFSにフォーマットしなおしています。
現在のパフォーマンス
ホストOSのHDD
ゲストOSのHDD
Hyper-VのゲストOS上ではさらにパフォーマンスが低下します。 ゲストOSの立ち上げ時間も3分程度かかっていました。
新環境のパフォーマンス
外付けSSD
HDDと比べるとシーケンシャル読込で5倍程度速度アップしています。
ゲストOSのHDD
Hyper-VのゲストOS上では各数値が若干下がっています。
HDDと比べると段違いに早いです。
ゲストOSの立ち上げ時間も30秒程度で終わります。
結論
内臓HDDより外付けSSDの方が仮想環境は速くなる!
HDDより断然速くなります。仮想環境でパフォーマンスに困っている方はSSD化を検討してみてはいかがでしょうか。
参考情報
ホストOS、ゲストOSのHDD, SSDの速度の情報を参考までに貼っておきます。
ホストOS
Cドライブ:NVMe SSD
Dドライブ:SSD
Eドライブ:HDD
Rドライブ:RAMディスク
異次元のスピード・・・
Sドライブ:外付けSSD/USB 3.0
ゲストOS
Dドライブ:ホストがHDD
Dドライブ:ホストがSSD
Rドライブ:RAMディスク
ゲストOS上でも異次元の速度・・・。
VSCodeポータブル版をRAMディスクに移動しました。