目次
概要
- Hyper-VでゲストOSがWindows10 64bit版で第一世代の仮想マシンを第二世代に変換する。
- ゲストOSがWindows 8.1などの場合は以下のスクリプトが使用できます。 Browse code samples | Microsoft Docs
- 第一世代はBIOS、第二世代はUEFIベースで起動される。
前提知識
試した環境
作業の前に
- 仮想マシンのバックアップを取っておくことをおすすめします。
手順
1. HDDが空の第二世代仮想マシンを作成する
2. 第一世代のVHDXファイルをコピーする
- 第一世代のVHDXファイルを 1.で作成した仮想マシンの
Virtual Hard Disks
フォルダにコピーする。
3. コピーしたVHDXファイルをホストOSにマウントする
- 2.でコピーしたVHDXファイルをホストOSにマウントする
4. マウントしたVHDXのディスク番号を調べる
- コマンドプロントから
diskpart
を起動してlist disk
でディスク番号を調べる VHDXのマウント前とあとの差分でディスク番号がわかる
今回はディスク番号が4。
5. マウントしたVHDXをGPTに変換する
- VHDXのブートセクタをMBRからGPTに変換する。
- コマンドプロントから
MBR2GPT.exe
を使用する。 - 以下のコマンドを実行。(/disk:0の0には先ほど調べたディスク番号を設定)
MBR2GPT /convert /disk:0 /allowFullOS
diskpart
のlist disk
にもGPTの印がつく。
6. マウントしたVHDXをアンマウント
- ホストOSにマウントしたVHDXをアンマウントする。
- エクスプローラーの「取り出す」なのでアンマウントする。
7. 1で作成した仮想マシンにGPT変換したVHDXを設定
- 1.で作成した仮想マシンにGPT変換したVHDXを設定する。
8. 仮想マシンの起動
おわりに
- 第二世代にしてみましたが、パフォーマンス的には第一世代と変わりません。
- もうちょい第二世代の恩恵があるといいなぁ・・・