開発覚書はてな版

個人的な開発関連の備忘録

【Hyper-V】ゲストOSがWindows10の場合に第一世代の仮想マシンを第二世代にする

目次

概要

前提知識

試した環境

作業の前に

  • 仮想マシンのバックアップを取っておくことをおすすめします。

手順

1. HDDが空の第二世代仮想マシンを作成する

f:id:kakkoya:20191020101528p:plain

2. 第一世代のVHDXファイルをコピーする

  • 第一世代のVHDXファイルを 1.で作成した仮想マシンVirtual Hard Disks フォルダにコピーする。

3. コピーしたVHDXファイルをホストOSにマウントする

  • 2.でコピーしたVHDXファイルをホストOSにマウントする

f:id:kakkoya:20191020103333p:plain

4. マウントしたVHDXのディスク番号を調べる

  • コマンドプロントから diskpart を起動して list disk でディスク番号を調べる VHDXのマウント前とあとの差分でディスク番号がわかる

f:id:kakkoya:20191020105625p:plain 今回はディスク番号が4。

5. マウントしたVHDXをGPTに変換する

  • VHDXのブートセクタをMBRからGPTに変換する。
  • コマンドプロントから MBR2GPT.exe を使用する。
  • 以下のコマンドを実行。(/disk:0の0には先ほど調べたディスク番号を設定) MBR2GPT /convert /disk:0 /allowFullOS

f:id:kakkoya:20191020105851p:plain

  • diskpartlist disk にもGPTの印がつく。

6. マウントしたVHDXをアンマウント

  • ホストOSにマウントしたVHDXをアンマウントする。
  • エクスプローラーの「取り出す」なのでアンマウントする。 f:id:kakkoya:20191020110350p:plain

7. 1で作成した仮想マシンにGPT変換したVHDXを設定

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8. 仮想マシンの起動

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おわりに

  • 第二世代にしてみましたが、パフォーマンス的には第一世代と変わりません。
  • もうちょい第二世代の恩恵があるといいなぁ・・・